きっかけ2

前回から、私の生い立ちについて書いています。

 

中学校で恩師S先生に出会い、なかなか強烈な毎日を過ごしていました。

 

バレー経験者ならわかるかと思いますが、

アップ→ブロック練習→パス→レシーブ練習→スパイク練習→チーム練習

というのがオーソドックスな流れです。

中でも、一番キツイのがレシーブ練習です。

パス練習の後、先生が立ち上がって

 

「レシーブ!」

 

という声を聞くのが恐怖で。。。

自分の順番が迫って来ると、身体が震えだしてきます。

 

来る!来る!

 

「交代!」

 

キタァ!!

 

先生の声が響くとダッシュでコートに。。。

 

今でも震えます(笑)

 

これもやったことがある人しかわからないかもしれませんが、

コートに3人入り、先生が打ったボール、投げたボールをレシーブして

先生まで返すという練習です。

 

字で書くと簡単そうですが、これがキツイんです。。。

 

取れそうで取れない絶妙なボールを、ダッシュで上げ、ダッシュで元のポジションに戻る。

ボールが落ちたら、落ちた場所に必ずフライング(胸から行くスライディングのようなもの)する。

取れないと、取れるまで永遠にダッシュしてフライング。

 

何回も言いますが、めちゃめちゃキツイんです。。。

 

夏休みになると、この練習を2人でやるツーマンレシーブもありました。

3人でもキツイのに、2人ですからね。。。

 

冬は雪の中でも。。。

 

あ、これ以上書くと先生に怒られそうなのでこのくらいに(笑)

興味のある方は、来院された時にお話します(笑)

 

もう辞めたい、、、

でも辞めたら先生が怖い、、、

 

チキンな性格のため、葛藤の毎日。

バレーも下手、、、根性も無い、、、

当時バレーを楽しいと思ったことはほとんど無かったと思います。(先生ごめんなさい!)

 

しかし、中学3年になり、進路を決める時期になると思いもよらない誘いが!

 

S先生の母校である弘前工業高校に行かないか?という、下手な私からすると

ありえない、ありがたいお話を頂きました。

 

ちなみに、弘前工業バレー部は過去に全国制覇6回の名門校です。

当然、練習は厳しく、上下関係も厳しい。

こんな自分がやっていけるだろうか。。。

悩みに悩んで、両親や先生と話し、

ついに弘前工業に行くことを決めました。

 

そして中3の卒業式後、初めて弘前工業の練習に参加したところ、

やはり凄いところで。。。

 

今日はここまで!

 

続きはまた次回!

 

では!